2010年8月16日月曜日

医師と患者を助ける栄養学

医師と患者を助ける栄養学
人間にとって大切な栄養学は病気を治す医学と相反するものでは無くむしろ
医者と患者の両方を助ける役目を果たすのである。

しかし、正しい栄養の重要性を過大視して、広告宣伝に惑わされて家庭で自己
流に病気を治せると思うのは大きな間違いである。

素人の生兵法によってガンを進行させたり、冠動脈症を悪化させたり、虫様突
起炎(俗にいう盲腸炎)に穿孔を生じて重体に陥ったりすることも少なくない。

こんなトラブルは、医師の診察を受けなかったためで死の危険を招くことにも
なる。
 何か、少しでも異常を発見したら、必ず二つのステップを実行してほしい。
一つは直ぐに栄養改善に着手すべきで、もうひとつは医師の診察を受けること
である。
 心臓病その他のどの病気でも、早期発見できれば治療も成功しやすい。

従って、毎年必ず定期的に健康診断を心がけたい。

 更に、体組成計を購入して毎日決めた時間に、「体重」「基礎代謝」「筋肉率」「体脂肪率」「BMI」「内臓脂肪レベル」「体年齢」を測定し記録する。

今は、パソコンにエクセルなどの表計算ソフトがあるので、ここに記入する。
前日の食生活が如実に結果として現れる。

 食事のカロリーは「基礎代謝」プラス500kcalを心がけたい。
体脂肪率は「男性は20%以下」「女性は25%以下」を目指したい。

この値内に入っていない場合は、カロリーの摂りすぎ、肉食が多い、糖分の
摂り過ぎ(スポーツ飲料・ドリンク・缶コーヒー)に注意することが大切である。

BMIは概ね22前後、内臓脂肪レベルは9以下が望ましい。

体年齢が実年齢を上回る場合は、健康状態は良いとは言えません。

健康食品の広告を見て、素人判断で購入しても、栄養バランスが改善できる訳
ではありません。
食生活をバランス栄養食に変えれば、改善の状況が日を追って確認できるでし
ょう。

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